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Audio-4 "The Dead Line"

基本データ

脚本 監督 初回放送日 キャスト ゲスト
Phil Ford Kate McAll 2009/7/3 Captain Jack Harkness ... John Barrowman
Gwen Cooper ... Eve Myles
Ianto Jones ... Gareth David-Lloyd
Rrhys Williams ... Kai Owen
Stella ... Dona Croll
Jan ... Eiry Thomas
Bob ... Matthew Gravelle
Tyler ... Brendan Charleson

ストーリー

脳神経学者のステラ・コートニーは深夜にイアント・ジョーンズと名乗る青年からの電話を受けた。イアントは二人の共通の知り合いであるキャプテン・ジャック・ハークネスが死に瀕しており、彼女の助けが必要だと告げる。

セント・ヘレナ病院でジャックの容態を見たステラは彼が昏睡状態というよりはトランス状態にあると判断する。グウェンとイアントに何が起こったのか尋ねると、彼らはほかに20人の同じ症状の患者がおり、全ては二日前にボブ・ロバーツという男性が一本の電話を受けたことから始まったのだと説明した。

二日前、ボブは深夜の電話で起こされた。妻に促されて電話に出たボブは突然気を失って倒れた。トーチウッドのチームが事件に気づくまでにさらに7人の犠牲者が出ていた。

翌日ジャックはグウェンとともにボブの家を訪れ、ボブが使った電話に異常がないか検査した。それは古めかしい電話機でリフトのアクティビティがわずかに検知された。もし電話網にエイリアン由来の何かが入り込んだのであればカーディフ全体が危険にさらされる。二人はさらに調査するために電話をハブに持ち帰った。

犠牲者たちが使った電話機がすべてハブに集められた。それらはすべて同じ旧型の電話機で、ジャックによると70年代のものだった。ジャックはその当時デートしていたステラ・コートニーという医学生のことを思い出す。

ジャックはさらに、被害者への電話はすべて2059という番号からかけられたことを突き止める。しかしカーディフでは4桁の電話番号は30年以上前に廃止されていた。ジャックはその番号に電話をかけるが、予想どおりつながることはなかった。しかしその直後、ハブに持ち帰った全ての電話が鳴り始める。イアントとグウェンが止めるのを聞かずに電話に出たジャックは、他の犠牲者と同じように気を失って倒れた。

三人が見守る中、ジャックの脳波に変化が現れた。ステラとグウェンはほかの犠牲者たちの脳波にもまったく同じ変化が起こっていることを確認する。ステラはなんらかの形で彼らの脳が接続されたのではないかと考えた。グウェンはステラに彼らを治療する方法を考えてほしいと頼む。イアントが病院にとどまる一方、グウェンは電話の謎をさぐるために調査に出かけた。

ロアルド・ダール広場では、グウェンから電話に気をつけるよう言われて心配したリースが彼女を待っていた。彼はグウェンに助力を申しで、最初は拒絶したグウェンも、以前にもジャックとトーチウッドを助けたことがあると返されて渋々受け入れた。

ステラとイアントは犠牲者たちをつないでいるのが何なのかを考えていた。ジャックには昏睡に陥るような身体的な異常はなく、電話からの電気的な信号が彼や他の犠牲者たちをトランス状態に陥れたというのがステラの考えだった。また、誰が−何が−それを起こしたにせよ、殺す意図はなく彼らをなんらかの目的で生かしておく必要があるのだとも。

グウェンとリースは犠牲者たちにかけてきた電話の番号を最後に使っていた建物、住宅組合のマドック・ハウスに向かう。廃屋となったその建物に入った二人は、そこで大量の銅線と電話をもった死体を発見する。彼らは電話を押収し、SUVの特殊な容器に保管した。そのあと彼らはマドック・ハウスについてさらに詳しく調べるために、スウォンジーにあるカーディフおよび西部住宅組合のオフィスに向かう。

ジャックに付き添っていたイアントは昏睡状態の患者の家族がするように彼に話しかける。自分は彼の永遠にも近い人生にあってはほんの小さな点に過ぎないとさびしく語るイアント。ジャックがいずれ去っていくとわかっているが、まだ今はその時ではない、必ず戻ってくるはずだと、イアントは自分に言い聞かせるように語るのだった。

スウォンジーでグウェンとリースは住宅組合の責任者のタイラーに面会を求める。彼は最初電話について何も知らない振りをするが、二人に詰め寄られると態度を変え、見てもらいたいものがあると組合が管理する介護施設に二人を連れて行った。そこには他の犠牲者たちとまったく同じ症状になったジリアンという女性が収容されていた。タイラーによると彼女のほかに数人が33年間トランス状態のままになっているという。彼らは1976年のある日、マドック・ハウスが雷雨に見舞われたときに鳴り始めた電話に応え、全員がトランス状態に陥った。組合はこの事件に論理的な説明をつけられず、そのまま彼らを保護して30年以上が過ぎたのだった。そしてその日の朝、セント・ヘレナ病院の犠牲者たちと同じような異常な脳波の活動が見られたという。

グウェンとリースが病院に戻るまでに新たな犠牲者が発生し、人間の脳を通信機とするネットワークが電話を介してウィルスのように広がりつつあった。ウィルスは旧型の電話機だけではなく携帯電話にまで侵入し、犠牲者は急速に増加した。イアントはハブのコンピュータにアクセスしたPDAを病院のMRIスキャナーに装着し、マドック・ハウスから回収した電話を使ってネットワークを分断することに成功する。そしてジャックをはじめとする犠牲者たちはトランス状態から回復した。

ステラを見送ったあとジャックと二人になったイアントは、トランス状態の間に起こったことを覚えているか尋ねる。ジャックは覚えていないと答えるが、彼にとってイアントは決して時空の中の小さな点ではないとつけ加えた。

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